代表インタビュー②
ブランドジャーナリズムコンテンツ
代表インタビュー②「看護採用業界の現在」
MTPC 酒詰 和幸様
――― 看護採用業界の最近の状況についてお聞かせください。
近年は、エージェントやといわれる人材紹介会社からの採用が主流です。
しかし、看護師不足が常態化していることもあり、エージェントや人材紹介会社を上手に利用して出来ていなかったりする事や求人の内容をきっちり出せてない事もありしっかりと人材を確保していくこと自体がかなり難しくなっているのが現実です。
また、人材紹介会社を利用する場合には、採用コストが一人あたり年収の2~3割程度かかってしまうことが多く、その採用コストをなんとか抑えられないか、といったご相談をいただくケースもあります。
また、それぞれのクリニックや看護介護施設のホームページでの求人ページから、採用に至るケースも増えてきているのですが、その準備が整っていない医療機関も多いですね。
人手不足ですので採用に関しても、色々なサービスが登場してきております。
――― 今後10~20年後の、看護師採用業界の展望を教えていただけますか?
看護師不足は、現在はまだまだ不足しているのですが、徐々に落ち着きを見せていくのかなとるように感じています。
一方で、国の方針として、患者の入院期間を短縮し、自宅や老人ホームでの看護機会を拡大しようとする流れがあり、訪問看護ステーションをどんどん作ろうとしているのですが、そこで働く看護師は現状増えていないんですね。
今は全体の4%くらいと言われています。
そのため、看護師の成り手も増やし訪問看護師を増やさなければいけない、というところが、業界の今後の大きな課題になってくると思いますきています。
――― そんな中で、MTPCが担っていくべき役割とは何だとお考えですか?
医療機関の方々に、しっかりとご納得していただけるような採用の支援をしなければと考えています。
求職者の数が少ないために満足に選ぶことが出来ず、とにかく人手が欲しいので採用したけど結果的に不満が残る採用になってしまった、といったケースは減らさなければいけませんし、そのためには看護師の数自体をもっと増やす必要があると思っています。
例えば、以前あるプロジェクトを発足し、病院の人事担当の方と地域の高校の進路指導室にアプローチして、看護師という職業の魅力を伝えたり、病院によっては奨学金制度を設けているところもあるので、そういった情報を高校の進路指導課にお伝えし「地域の高校生を看護師に。そして地域の病院で働く」という事を行いました。
このプロジェクトでご一緒に行った病院の人事担当の方は新たな採用手法という事で非常に喜ばれており、また看護師という職業がまだまだ高校生には知られていない事がわかりました。
一方アプローチすればまだまだ看護師の成り手は増やせるのだと感じました。
あるいは他にも病院スタッフが地域のお祭りなどに積極的に参加し、コミュニティに貢献していくこと等が採用という視点においても大切になっていきます。
今後はそういった活動を支援する取り組みも必要になると考えています。
――― 日々の業務の中で、苦労されている点や、やりがいを感じる瞬間などはありますか?
やっぱり、お客様が困っていることを少しでも早く解決したいんですよね。
例えば、訪問看護ステーションを新規でオープンする時の採用支援の場合などは、そもそもなり成り手が少ないこともあり、良い人材を迅速に確保することが困難な場合もあるので、その時は苦労しています。
クリニックの場合でも一緒で、急いで採用してほしいといった要望があって、こちらとしても一日でも早く採用させたいんですが、採用の場合はいつまでに、といったお約束はできないので、そこは苦しいところではありますね。
MTPCが一般的な医療業界エージェントと異なる点として、エージェントは基本的には紹介したらそこで一旦の取引はお終いなのですが、我々の採用支援はその後もずっと続いていくという点があります。
そのおかげで、採用した看護師がしっかりと活躍して、クリニックや訪問看護ステーションなどのクライアントのお悩みが解消されるのを目の当たりにすることが出来ますし、後日先生からあの人よかったよ、みたいに言っていただけるところにやりがいを感じますね。
クリニックの採用の部分をパートナーとして担うことが出来ているんだなと実感できることは、本当に有り難いことだなと思っています。
――― このお仕事を続けていく上で、もっとも大切なことがあるとすれば何だと思われますか?
無理して採用していただかないようにしないといけないなというのは、常に考えています。
例えば接遇が気になる人や、前職をすぐに辞めている人の場合にはしっかりとお伝えして、先生はそれでもほしいと仰る時もありますが、そこは冷静になっていただくように心がけています。
私としては採用してもらったほうがありがたい部分もあるのですが、常に真摯に、良いと思った人は良いと、引っかかる部分がある場合はそれをちゃんと伝えていく、というところは大切にしていきたいと思っています。
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代表インタビュー②「看護採用業界の現在」
MTPC 酒詰 和幸様
――― 看護採用業界の最近の状況についてお聞かせください。
近年は、エージェントやといわれる人材紹介会社からの採用が主流です。
しかし、看護師不足が常態化していることもあり、エージェントや人材紹介会社を上手に利用して出来ていなかったりする事や求人の内容をきっちり出せてない事もありしっかりと人材を確保していくこと自体がかなり難しくなっているのが現実です。
また、人材紹介会社を利用する場合には、採用コストが一人あたり年収の2~3割程度かかってしまうことが多く、その採用コストをなんとか抑えられないか、といったご相談をいただくケースもあります。
また、それぞれのクリニックや看護介護施設のホームページでの求人ページから、採用に至るケースも増えてきているのですが、その準備が整っていない医療機関も多いですね。
人手不足ですので採用に関しても、色々なサービスが登場してきております。
――― 今後10~20年後の、看護師採用業界の展望を教えていただけますか?
看護師不足は、現在はまだまだ不足しているのですが、徐々に落ち着きを見せていくのかなとるように感じています。
一方で、国の方針として、患者の入院期間を短縮し、自宅や老人ホームでの看護機会を拡大しようとする流れがあり、訪問看護ステーションをどんどん作ろうとしているのですが、そこで働く看護師は現状増えていないんですね。
今は全体の4%くらいと言われています。
そのため、看護師の成り手も増やし訪問看護師を増やさなければいけない、というところが、業界の今後の大きな課題になってくると思いますきています。
――― そんな中で、MTPCが担っていくべき役割とは何だとお考えですか?
医療機関の方々に、しっかりとご納得していただけるような採用の支援をしなければと考えています。
求職者の数が少ないために満足に選ぶことが出来ず、とにかく人手が欲しいので採用したけど結果的に不満が残る採用になってしまった、といったケースは減らさなければいけませんし、そのためには看護師の数自体をもっと増やす必要があると思っています。
例えば、以前あるプロジェクトを発足し、病院の人事担当の方と地域の高校の進路指導室にアプローチして、看護師という職業の魅力を伝えたり、病院によっては奨学金制度を設けているところもあるので、そういった情報を高校の進路指導課にお伝えし「地域の高校生を看護師に。そして地域の病院で働く」という事を行いました。
このプロジェクトでご一緒に行った病院の人事担当の方は新たな採用手法という事で非常に喜ばれており、また看護師という職業がまだまだ高校生には知られていない事がわかりました。
一方アプローチすればまだまだ看護師の成り手は増やせるのだと感じました。
あるいは他にも病院スタッフが地域のお祭りなどに積極的に参加し、コミュニティに貢献していくこと等が採用という視点においても大切になっていきます。
今後はそういった活動を支援する取り組みも必要になると考えています。
――― 日々の業務の中で、苦労されている点や、やりがいを感じる瞬間などはありますか?
やっぱり、お客様が困っていることを少しでも早く解決したいんですよね。
例えば、訪問看護ステーションを新規でオープンする時の採用支援の場合などは、そもそもなり成り手が少ないこともあり、良い人材を迅速に確保することが困難な場合もあるので、その時は苦労しています。
クリニックの場合でも一緒で、急いで採用してほしいといった要望があって、こちらとしても一日でも早く採用させたいんですが、採用の場合はいつまでに、といったお約束はできないので、そこは苦しいところではありますね。
MTPCが一般的な医療業界エージェントと異なる点として、エージェントは基本的には紹介したらそこで一旦の取引はお終いなのですが、我々の採用支援はその後もずっと続いていくという点があります。
そのおかげで、採用した看護師がしっかりと活躍して、クリニックや訪問看護ステーションなどのクライアントのお悩みが解消されるのを目の当たりにすることが出来ますし、後日先生からあの人よかったよ、みたいに言っていただけるところにやりがいを感じますね。
クリニックの採用の部分をパートナーとして担うことが出来ているんだなと実感できることは、本当に有り難いことだなと思っています。
――― このお仕事を続けていく上で、もっとも大切なことがあるとすれば何だと思われますか?
無理して採用していただかないようにしないといけないなというのは、常に考えています。
例えば接遇が気になる人や、前職をすぐに辞めている人の場合にはしっかりとお伝えして、先生はそれでもほしいと仰る時もありますが、そこは冷静になっていただくように心がけています。
私としては採用してもらったほうがありがたい部分もあるのですが、常に真摯に、良いと思った人は良いと、引っかかる部分がある場合はそれをちゃんと伝えていく、というところは大切にしていきたいと思っています。